
「最後の時間」をどう過ごすかを考えるとき
ペットちゃんとの暮らしの中で、最期の時間をどのように過ごすかまで具体的に考えているご家族様は多くありません。具合が悪くなってからも「まだ大丈夫」「きっともう少し一緒にいられる」と信じながら過ごすことは、ごく自然なことだと思います。それでも、息を引き取ったあと、「この子をどうやって送ってあげればいいのだろう」と、現実と向き合わなければならない瞬間がやってきます。
インターネットで「ペット火葬」と検索すると、立会火葬、一任火葬、一任埋葬、など、各業者独自のプラン名から、個別火葬、合同火葬など、さまざまな言葉が並びます。ペットメモリアル ドマーニでは、ご家族様が最後までお別れに立ち会うことのできる「立会火葬プラン」が一番多くのご家族様にご利用いただけているプランとなっております。
ペットメモリアル ドマーニの立会火葬プランは、豪華さの違いを示すプランではなく、「最後の時間を、この子と一緒に過ごしたい」という気持ちを形にした、ひとつの送り方だと考えています。
立会火葬プランで見届けるもの
立会火葬というと、「火葬の場に同席すること」だけをイメージされるご家族様も多いと思いますが、実際にはその前後の時間も含めて、一つのお見送りになっていきます。
お別れの準備をしながら、好きだったご飯やおやつ、よく着ていた洋服をそっとそばに置かれるご家族様もいらっしゃいます。「こんなことがあったね」「海が好きな子だったね」と、思い出をひとつずつ口にしていくうちに、写真を見返しながら涙がこぼれることもあれば、ふっと笑顔がこぼれることもあります。
今まで、ペットちゃんと過ごしてきた時間を考えると、ご火葬にかかる時間はすごく短く感じるかもしれませんが、そのあいだに、ご家族様の中で気持ちが少しずつ整っていきます。「もういない」という事実だけを抱えるのではなく、「ここまで一緒にいてくれたんだ」と受け止めていくための時間でもあります。
ご火葬が終わったあと、お骨と向き合う場面にも大きな意味があります。姿形が変わっても、「ちゃんとこの子を送り出せた」と感じられるのは、小さな骨壺を胸に抱いたときだとお話しくださるご家族様も少なくありません。

立会火葬プランの流れと、ご家族様の過ごし方
ペットメモリアル ドマーニの立会火葬プランは、ご自宅や思い出の場所のまで訪問して行います。宗教色の強い儀式ではなく、ご家族様がその子らしく送りたいと感じる形を大切にした、無宗教のお見送りです。
ペットメモリアル ドマーニでは、基本的に私どもがお伺いするまでのあいだに、ご家族様だけで十分なお別れをしていただくようお願いしています。
お伺いしてからは、ご家族様にお別れを続けていただいているあいだに、こちらで火葬炉の準備を進めます。
お別れが済んだところで、ご家族様にご遺体をお運びしていただき、火葬炉の前までお付き添いいただきます。火葬炉の前で、ご家族様の手でペットちゃんのお体を炉の中へお納めいただき、その場で最後のお言葉を掛けていただきます。
そのあと火葬炉を閉じ、ご家族様にお線香に火を灯していただいているあいだに点火し、火葬が始まります。
ご火葬中は、火葬炉の近くでお待ちいただくこともできますし、一度お家に戻って休んでいただくこともできます。どちらを選ぶかは、ご家族様のお気持ちや体調に合わせて決めていただければと思います。火葬が終わったあとはご家族様の手でご収骨していただき、骨壺に納めていただきます。
ご収骨中、「まだ少し温かいね」「こんなに小さかったんだね」とその時間を抱きしめるよう過ごすご家族様もいれば、あまり近くで見ているとつらくなりそうだと感じるご家族様もいらっしゃいます。どちらの向き合い方も、そのご家族様にとって自然な姿です。無理をせず、ご家族様が保てる距離感で向き合っていただけるようにすることが、立会火葬では何より大切だと考えています。

立会火葬が向いているご家族様と、負担になりやすい場面
立会火葬プランは、ご家族様みなさんで最期を見届けたいと感じている場合や、お子さんにもきちんとお別れを経験させてあげたいと考えている場合に、特に向いているように思います。長い年月を一緒に暮らしてきたからこそ、時間をかけて送りたいと感じられるご家族様や、お骨を自分の目で確かめたうえで、手元供養や納骨のことをその場で考えていきたいご家族様にも選ばれやすい送り方です。
一方で、看病やお仕事が続いて、ご家族様ご自身が心身ともに限界に近い状況にあるときや、火葬の様子やお骨と向き合うことが怖くて、あとから何度も思い出してしまいそうだと感じているときには、立会火葬が大きな負担になってしまう場合もあります。
お仕事の都合でどうしても時間が合わせられなかったり、夜間や早朝しか時間が取れず、体力的に無理が出てしまいそうなときなどもあると思います。
ご高齢のご家族様だけで長時間その場にいるのがつらいケースや、あまりに急なお別れで気持ちの整理がまだ追いついていないと感じる場面では、無理をして立ち会うことが必ずしも良いとは限りません。
立会火葬プランを選ばなかったからといって、愛情が足りないということにはなりません。立会火葬は、あくまで数ある送り方のひとつです。ご家族様の体力や生活状況、心の準備に合わせて別のプランを選ぶことも、その子を大切に想っているからこその選択だと考えています。
ペットメモリアル ドマーニが立会火葬プランに込めている思い
立会火葬のご相談をいただく中で、「どうして立会火葬の方がご費用が掛かるのですか」と尋ねられることがあります。ペットメモリアル ドマーニでは、どのプランでも同じ火葬炉を使い、ペットちゃんの扱い方に差をつけることはありません。火葬に入るまでの流れも大きく変わるわけではなく、最後にお顔を見ていただいてから火葬や、お預かりに移るという基本の形は共通しています。
ご費用の違いとしていちばん大きいのは、火葬が終わってからの「ご収骨」にかかるお時間です。立会火葬プランでは、火葬後のご収骨をご家族様ご自身の手で行っていただきます。「ここは頭の骨ですね」「これはしっぽの骨ですね」とお声をかけながら、一つ一つのお骨を確かめていただきます。ときにはペットちゃんとの思い出話をうかがいながら、無理に急かすことなく、ご家族様のペースに合わせて進めていきます。
丁寧に進めていくと、どうしてもお時間はかかりますが、そのゆっくりとしたご収骨の時間こそが、「自分の手でちゃんと送ってあげられた」と感じていただける、大切なひとときになっていくのだと思います。実際のところ、ほかのプランとの大きな違いは、その場でご家族様がご収骨をされるかどうかという一点に尽きます。立会火葬のご費用には、火葬そのものだけでなく、このご収骨の時間と、その場に寄り添いながらお見送りを進めていくためのお時間が含まれていることを、お伝えしておきたい事になります。
ペットメモリアル ドマーニでは、どのプランであっても火葬そのものの扱い方に差をつけることはありません。立会火葬プランだけを特別に扱うのではなく、ご依頼いただいた以上は、どの子も同じように大切にお見送りしています。そのうえで立会火葬プランには、ご家族様が「ちゃんと見届けられた」と思える時間を持っていただくこと、その時間がペットちゃんの一生を振り返るきっかけになること、ご収骨を通して「ありがとう。」と感謝の気持ちを実感してもらうこと、そうした願いを込めています。
火葬は、悲しみの場面であると同時に、その子との暮らしを肯定する時間でもあります。「うちに来てくれてよかった」「一緒にいてくれてありがとう」という気持ちが、それぞれのご家族様の言葉で自然に出てくるような時間であってほしいと願いながら、立会火葬をお受けしています。

その子らしい最期の時間のために
立会火葬プランは、ご家族様とペットちゃんが一緒に過ごす最後の時間を、丁寧に積み重ねながら気持ちを整えていくための送り方です。決して楽な時間ではありませんが、「一緒に生きてきた年月の重み」や「この子が家にもたらしてくれたもの」を静かに思い起こす時間となります。
静岡県牧之原市や吉田町、御前崎市など、行政でのペット火葬がない地域では、どこにお願いすればよいのか迷われることも多いと思います。そのようなとき、「最後までそばにいて送りたい」と感じられたご家族様の心の片隅に、ペットメモリアル ドマーニの立会火葬プランという選択肢があることを頭の片隅に置いていただけたらうれしく思います。
どのプランがそのご家族様に合っているかは、事情やお気持ちによって変わります。静岡県の訪問ペット火葬 ペットメモリアル ドマーニでは、立会火葬プランだけにこだわるのではなく、ほかのプランのお話も含めてじっくりとお聞きしながら、その子とご家族様に合った送り方を一緒に考えていければと考えています。迷われたときには、お気兼ねなくご相談ください。



