先日、ご利用いただいたご家族様から、これまでのペット火葬についてのお話を伺いました。
今までは静岡市にある民間の火葬場で、猫ちゃんの火葬をお願いしていたそうです。
かなり名前の知られた施設とのことでしたが、今回は初めてペットメモリアル ドマーニをご利用くださいました。

その理由を伺う中で、印象に残った話があります。

その猫ちゃんは、いわゆる大柄な体格の子だったそうです。
火葬後、収骨の際に骨壺へお骨を納めようとしたところ、どうしても収まりきれず、結果的にお骨を押し込むような形になってしまった、と。

設置型の火葬炉を備えた施設であれば、大きめの骨壺を在庫として持っていても不思議ではありませんし、用意すること自体はできたはずです。
けれど、その施設では「猫ちゃんの骨壺はこのサイズのみ」と言われ、他の選択肢はなかったそうです。

ご家族様はその時、強い不満を口にされたわけではありません。
ただ、あとから振り返ってみて「少し違和感が残った」と話されていました。

体格は、猫でもそれぞれ違う

猫とひと口に言っても、体格はさまざまです。
メインクーンやノルウェイジャンフォレストキャットのように、大型になる猫ちゃんもいます。

もしそういった子だった場合、同じ対応になるのだろうか。
そんな疑問が自然と浮かびました。

淡々と、作業のように進んでいったという感覚

火葬そのものは、決められたスケジュールに沿って淡々と進み、収骨の多くは職員の方が行い、ご家族様が関われたのはごく一部だけだったそうです。

「悪い対応だったわけではないけれど、全体を通して、どこか作業のように進んでいった印象が残った」そう話された言葉が、とても印象的でした。

マニュアル通りであることの意味

もちろん、その職員の方が悪いわけではありません。
大きな組織で、多くの件数をこなす中では、マニュアル通りに進めることが求められます。
ワンサイズの骨壺を使うことも、その施設にとっては決まり事だったのでしょう。

ただ、ご家族様にとっては、その子は世界に一匹だけの存在です。
その子の体格や骨の量に合わない骨壺に納めることになった時、どうしても割り切れない気持ちが残ってしまう。
その感覚は、無理もないように思います。

体重だけでは分からないことがある

ペットメモリアル ドマーニでは、ご予約の際に必ず体重を伺います。
そして、明らかに大柄だと感じた場合は、もう一段踏み込んでお話を聞きます。

「体つきはどんな感じでしたか?」
「がっしりしたタイプでしたか?」

犬の場合であれば、体重だけでなく、マズルの長さや骨格についても伺うことがあります。
MIXの子は特に、数字だけでは判断できません。
同じ体重でも、骨の太さや体の作りは大きく違います。

だからこそ、その子に合った骨壺を想定して、あらかじめ複数のサイズのお骨壺を準備して伺います。

あえて、少し大きめの骨壺をご提案する理由

骨壺を選ぶ際には、「入れようと思えば、このサイズでも入りそうだな」と感じる場合であっても、基本的には、なるべく余裕の大きめの骨壺をご提案しています。

骨壺のサイズは、ご家族様にとって、とても気になるところです。
小さく収まることが、必ずしも安心につながるとは限りません。
無理なく納められること、その子のお骨に余裕をもって向き合えることを大切にしています。

チワワちゃんの場合に気を付けていること

特にチワワちゃんは、「アップルヘッド」と呼ばれるように、体に対して頭の骨が大きい犬種です。

一見すると小さな骨壺でも入りそうに見えることがありますが、その場合でも、基本的には一回り大きな骨壺をおすすめしています。

ただし、小型犬は骨がとても繊細で、ご火葬の過程で頭の骨が割れてしまうこともあります。
そのような場合には、「小さめの骨壺でも無理なく納まりますが、どうされますか?」と、ご家族様に確認をします。

骨壺のサイズは、ご家族様と一緒に決めるもの

骨壺の大きさは、こちらが一方的に決めるものではありません。
ご家族様がどう感じ、どう手元に残したいかを大切にしながら、一緒に考えていくものだと思っています。

訪問火葬という形を取っているため、ご自宅で、時間に追われることなく収骨をしていただくことができます。
どこまでご自身の手で行うかも、ご家族様の気持ちを尊重しながら進めています。

ペットメモリアル ドマーニについて

ペットメモリアル ドマーニは、牧之原市を拠点に、静岡県全域でペット訪問火葬を行っています。
ご自宅へ伺い、ご家族様のそばでお見送りのお手伝いをする形を大切にしています。

私たちは、主役はあくまでペットちゃんだと考えています。
そして、そのペットちゃんを想い、送り出すのはご家族様です。
ペットメモリアル ドマーニは、その時間に寄り添い、そっとお手伝いをしているだけの存在です。

「こうすべき」「これが正しい」という形を押し付けることはしていません。
ご家族様のお気持ちに沿ったお別れをしていただきたい。
その想いで、日々向き合っています。

このコラムが、かけがえのないその子とのお別れを考える際に、少しでも参考になれば幸いです。

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